今、まさにイヤイヤ期のお子さんがいらっしゃるというパパ、ママ。【Would you like a BANANA?】を読んだら、きっと共感しちゃうんじゃないかな。
Would You Like a Banana?
この絵本に出てくるのは、イヤイヤ期のゴリラの子どもです。おなかがペコペコだから、”Would you like a banana?” ってすすめられてるのに、”No. I won’t eat a banana.” と言って、断固拒否します。
どんな誘いにものらない、頑固なイヤイヤ期
「お皿の上にのったバナナ食べる?、「パンと一緒にバナナ食べる?」、「小さいバナナならどう?」、「友達と食べる?」、などなど、様々な誘いをうけるも、すべて断るゴリラの子ども。なかなか手ごわいのです。「バナナ食べないって言ったでしょ!」と、どんなバナナも食べないという意思の強さを見せるのです。
それでもやっぱり、おなかはすいているのよね。
おなかがすいているのに、バナナ食べないって言うから。。。とうとうダウンしちゃうゴリラの子ども。その様子が描かれているイラストが、ユーモアいっぱいで笑いを誘います。あぁ、子どもって、こうだよねぇ。。。って、自分のお子さんや、お子さんが小さかった頃を思い出して、懐かしくなっちゃうパパ、ママもいるんじゃないかな。
【イヤイヤ期】、様子を見守りながらしばらくそっとしておこう
おなかがすきすぎて、倒れてしまったゴリラの子ども。最終的に「バナナ、食べなくていいよ。」と言われます。そしてバナナは、ゴリラの子どもの前に置かれ、会話の相手だった人物は、その場から去ります。
しばらくすると。。。「バナナどこ?」 はい、もうおわかりですね。バナナを食べたのは、ゴリラの子どもです。ペコペコなおなかに、バナナはさぞ美味しかったことでしょう。だって、もう一本欲しい!って言って、このあと、おかわりするのですから。。。ね。
バナナを食べないっていうゴリラの子どもに、たくさんの選択肢をあげた。でもどれもイヤ。それならば、様子を見守りながら、しばらくそっとしておこう。そんなちょっとした時間が、ゴリラの男の子の心の動きに変化を与えたのでしょうね。
【Would you like a banana?】を使った英語のアクティビティ:おもちゃの食べ物と飲み物を使ってみよう!
絵本の題名、【Would you like a BANANA?】を使って、Would you like …? の表現を練習しましょう。
対象年齢:4歳児前後~
準備:おままごとで使うような、おもちゃの食べ物と飲み物 (なければ、食べ物の絵カードでもOK)
進め方:
- 上記で用意した、おもちゃの食べ物から一つを選び、子どもに Would you like a cookie? と質問します。子どもは、Yes, please. No, thanks. I’m full. 等の表現で答えます。
- 慣れてきたら、子どもからパパ、ママ(大人)に Q&A、あるいは子ども同士でQ&A をします。
注意すること:
- 一つの食べものをすすめるとき。数えられる食べ物は、a/anを使います。複数の時、あるいは数えられない食べ物や飲み物の時は、someを使います。Would you like some milk?
- 答えのバリエーションは、上記以外にも考えられるでしょう。なので、臨機応変に取り入れてくださいね!まずは、パパ、ママ(大人)が基本的な表現の例を、会話の中で使ってみるといいですね。