お友達と、どんな時間を過ごせるかな。どんなお友達がいるかな。【Together We Can!】は、様々な人種、様々な個性を持った子どもたちが、友情をはぐくみ、相手を思いやり、優しい気持ちで接しながら、「お友達と一緒にできること」を知ることができる絵本です。
Together We Can (PB)
お友達と一緒にすることを、英語で表現してみよう！
絵本では、お友達と一緒にできることがたくさん紹介されています。例えば、laugh together, walk hand in hand。お友達と一緒に何かをすることの楽しさ、分かち合う時間の大切さが、描かれています。これらの英語表現は、イラストとともに伝えられているので意味を理解しやすいです。また、絵本ではたくさんの動作に関する英語表現が使われています。読み聞かせを通して、動作に関する表現が身につきます。
絵本の中で取り上げられている以外のことで、友達と一緒にすることや、できることをお子さんと一緒に考えてみてもいいですね。
いろんなお友達がいるね【他者を受け入れる気持ち】
絵本では、いろんなお友達がいて、それぞれが素晴らしい存在であることが伝えられています。そしてその違いを受け入れることで広がる友達の輪が表現されています。相手を受け入れることで、自分も相手から受け入れてもらう。それが、自己尊重へとつながるということですね。また違いを強調するだけでなく、同じ何かを見つけることの楽しさも書かれています。
お友達って、絶対いたほうがいいの？
友達がいて、共に関わりあいながら社会性を築いていくことは、子どもの成長に欠かせないことですよね。でも、はずかしがりやさんで、お友達を作るのが苦手。。。コミュニケーションを上手くとれない。。。というお子さんもいることでしょう。そんな時に無理強いして、お友達を作らなくちゃいけない！という観念にとらわれることもないのではないでしょうか。 ペットの動物や、自然の中に身近にいる動物とだって、友達になれます。お花や、木、海や山、お気に入りのぬいぐるみとだって、友達になれます。
絵本の読み聞かせを通して、お友達となりうるものについて、子どもと話してみてはどうでしょう。お子さんのペースでお友達を作る時期を、気長に待ちたいですね。
お友達って、どうやって作るの？
【Together We Can!】では、どうしたらお友達を作れるのか。一人でいるお友達に、どう声をかけるのか。そして、お友達はどこにでもいるよ！このお話を聞いている子どもに、元気いっぱいに語りかけています。
【Together We Can!】を使った英語のアクティビティ
この絵本の巻頭と巻末に、コピーして絵カードにできそうなイラストがあります。（商用には使用しないでください。）イラストは、絵本に関連したもので、イラストの下には、その英語表現が書かれています。これらのカードを見て、英語表現を発話してみるといいですね。
カードを裏にしておいて、上から１枚カードを取り、そのイラストについて英語で表現することもできます。応用として、そのイラストを見て少し長いセンテンスを作ってみてもいいですね。
例 I can help. のイラストなら、I can help my friends.
be gentle のイラストなら、Let’s be gentle to our friends! というようにです。
【Together We Can!】を使って、お子さんとの会話を楽しんでいただけたら嬉しいです！
