英語絵本:これ何のタマゴ?【Ten Little Eggs】

動物

「タマゴから生まれる生き物って、な~んだ?」と、子どもたちに聞いてから読み聞かせしたい英語絵本が【Ten Little Eggs – A Celebration of Family】です。

にわとりが抱えている巣の中に、種類が違う10個のタマゴが入っています。「どんな生き物が、タマゴから生まれてくるかな?」What creatures hatch from these eggs? と子どもたちに聞いてみましょう。そのあと読み聞かせに入ると、タマゴから生まれる生き物って何だろう?自分が言った生き物が、絵本に出てくるかな?と興味をもって、お話を聞いてくれることでしょう。


Ten Little Eggs: A Celebration of Family; a Counting Lift-the-flap Board Book

繰り返しで、テンポよく【記憶に残るフレーズで、表現力アップ!】

Ten little eggs in a nest in a tree. One cracked open

タマゴが一つ孵化するごとにタマゴの数が減っていくので、次のページを開くと、Nine little eggs in a nest …. となります。全てのタマゴが孵化するまで、繰り返しこのフレーズが続きます。テンポよく読めることと、繰り返しが多いことで、記憶の残りやすいセンテンスです。読み聞かせを何度か繰り返したら、子どもも一緒に言えるようになるはずですよ!

このセンテンスですが、単語を変えることで表現力を増やすこともできます。例えば、

Ten red apples in a basket on a table. One was taken and now there are nine.

というように、です。

タマゴからうまれる生き物を英語で言ってみよう!

絵本に出てくる生き物の名称を、英語で覚えることができるのがこの絵本のいいところでもあります。特に様々な鳥の名前を覚えられますよ!

例えば、toucan、そして eaglet など、普段の生活では、ふれることがないなかなかないであろう鳥に、英語を通してしたしむことができます。

発展した活動として、絵本に出てくる生き物以外の、タマゴからうまれる生き物を取り上げてみるといいですね。そして、それらも英語で言えるようにしてみましょう。画像等で、本物の生き物を子どもに見せてあげるといいでしょう。

できるかな?タマゴの数を英語でカウントダウン

巣の中にあるタマゴの数を、英語でカウントダウンしながらストーリーを読み進めることができるのも、いいところ!巣にあるタマゴについて、How many eggs (in the nest) do you think there are now? と子どもに聞いてみましょう。そして子どもと一緒にタマゴを一つずつ指さしながら、タマゴの数を数えるといいですね。

心が広いニワトリ【みんな家族!】

巣の中にあるタマゴのお世話をしているのは、ニワトリのママです。タマゴが孵化したとき、自分の子どもではないとわかっても、家族として、そして自分の子どもとして受け入れるニワトリのママ。なかなかできることではないですよね。そしてそんなニワトリのママが育ての親になる子どもたちって、幸せですね~

ニワトリのママの大きい心にふれて、ホッコリしながら読み聞かせが終わりますよ!