クリスマスの雰囲気にあふれる英語絵本もいいですが、意外性のあるストーリーもいいですよね。特に意外性とユーモアが共存するスト－リーは、子どもがストーリーを楽しく聞いてくれますね。今回レビューするのは、【Monster Christmas】。モンスターが、どうやってサンタさんになれるのか。。。知りたくなりますよね。
Monster Christmas
モンスターって、サンタさんになれるの？
絵本の表紙には、グリーンのモンスターが！サンタさんの洋服を着ています。想像力をかきたてられる表紙ですよね。このモンスターを見ながら子どもに、聞いてみましょう。
Do you think a monster can be Santa? (モンスターは、サンタさんいなれると思う？）
Do you think you can be Santa? （あなたは、サンタさんになれると思う？）
Where do you think Santa has gone? （サンタさんは、どこに行っちゃったんだと思う？）
質問をすることで、これから始まるストーリーを聞く準備をしていきます。早く、お話を聞きたくなりますよね。
サンタさんになるために必要な、トレーニング
自分が年をとったと感じ、リタイヤしたいサンタさん。次にサンタさんになる人を募集します。若くて、他の人と違う誰かに跡を継いでもらいたい。。。
そんな時、サンタさん募集のチラシを見たモンスター。「この仕事がしたい！」と、サンタさんのところに行くのです。そして、サンタさんになるためのトレーニングを受けて、無事にサンタクロースになるのです！すごいね、モンスター！！
読み聞かせのあとに、こんな質問をしてみましょう。
Do you remember what the monster did to become Santa? (サンタさんになるために、モンスターがどんなことをしたか、覚えてる？）
Can you think of any other training to become Santa? （サンタさんになるために、他にどんなトレーニングを思いつく？）と、聞いてみてもいいですね。
「どんな気持ち？」相手の気持ちを考える
ストーリーでは、サンタさんがモンスターだと知った時の子どもの気持ち、その様子を見た時のモンスターの気持ち、そしてモンスターが、とある女の子とステキな出会いをした時の気持ち等が、描かれています。
絵本とイラストを通して、相手の気持ちを考える時間を作ることができますよ。
How do you think the monster felt when the children were scared of him? （子どもたちがモンスターを怖がった時、モンスターはどんな気持ちだと思う？）
If you were the monster, how would you feel? （もし（あなたが）モンスターだったら、どう思う・感じる？）
子どもと一緒に、自分の気持ち、相手の気持ちを考える時間が持てますよ！
モンスターとお友達になれる？
見かけは怖くても、心は優しいモンスターのことを、みんなはわかってくれるかな？見た目が怖いモンスターは、お友達を作れないのかな？
読み聞かせが終わったら、以下の質問をしてみると、作家が伝えたかったメッセージを子どもに伝えることができますよ。
Would you tell me about the character traits of the monster? （モンスターの性格について、教えて・言ってくれるかな？）
Do you think you can be friend with the monster? （モンスターと、お友達になれる？）
Is appearance important when making friends with someone? （お友達を作る時に、見た目は大事？）
等の問いかけから、子どものお友達について教えてもらってもいいですね。
Please tell me about your friend. What’s your friend’s name? Is he/she kind? (お友達について、教えて。名前は？お友達は優しい？）
これらのコミュニケーションを通して、性格を表す英語にしたしむこともできますね。
ハロウィーンからクリスマスにつなげて読みたい、英語絵本
10月のハロウィーンで親しんだモンスター。ハロウィーンが終わっても、【Monster Christmas 】の絵本でモンスターにふれることで、モンスターとクリスマスを、つながりのある流れにもっていくこともできますね、
ハロウィーンが終わったら、モンスターの出番は終わり！ではなくて。。。ね。
