お化け聞くと、人間を怖がらせるものというイメージがあります。でも、この絵本【GUSTAVO, The Shy Ghost】に出てくるお化けのGustavoは、シャイなお化けの男の子。趣味はバイオリンをひくことです。Gustavoは、お友達が欲しいのですが、シャイな性格なので、なかなかお友達ができません。モンスターやお化けの子どもたちに自分の存在をアピールするのですが、なかなか上手くいきません。
Gustavo, the Shy Ghost
お友達を作るための【始めの一歩】
どうしても、お友達が欲しいGustavoが考えたのは、自分のバイオリンのコンサートを開くこと。そしてそのコンサートに、お化けやモンスターの子どもたちを呼ぶことです。みんな、来てくれるかな?
ここで注目したいこと。それは、Gustavoは誰かが友達になってくれるまで待つのではなく、自ら行動を起こすことです。読み聞かせのあと、このGustavoの行動を振り返り、自分がGustavoだったらどんな方法で友達を作るか、子どもに聞いてみましょう。
What would you do to make friends, if you were Gustavo?
将来、子どもが友達を作りたいと思ったきに、この時のやりとりを思い出すんじゃないかな。自分なりに、勇気を出して一歩踏み出す方法を。。。ね。
英語で手紙【バースデーの招待状】を書こう!
Gastavoは、お友達に自分のバイオリンのコンサートの招待状を書きます。その招待状の内容は、絵本の中で紹介されているのですが、招待状を書く時のフォーマットに沿って書かれているんですよ!このフォーマットを使って、英語で、バースデーパーティー、クリスマスパーティー、等の招待状の書き方を学ぶアクティビティにつなげてみましょう。
Dearで始めて、相手の名前
I would like to invite you to my ….
次にパーティーの日程と場所、そして、招待状をしめる言葉(絵本では、I would be thrilled to see you there. とあります。)最後に自分の名前を入れます。英語のライティングの練習をするのに、もってこいのアクティティになりますよ。このライティングは、メールにも応用できますね。
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友達の長所を見つける・受け入れる【お友達の、いいところを見つけて英語で言ってみよう!】
`ストーリーでは、お友達がGustavoのシャイな性格を受け入れます。Gustavoは、たくさん話はしないけれど、お友達を助けたり、守ったりすることに優れている、そしてお友達を驚かすことが得意だと発見するのです。そんなGustavoのことが、お友達は大好きなんですよ!
性格って人それぞれ。お友達が苦手なところを受け入れ、いいところを見つける。それって友達関係を築く上で、とても大切なことですよね。
Gustavoのお友達が、Gustavoの長所を見つけたように、子どもに、お友達の長所を見つけて、英語で言うというアクティビティにつなげましょう。英語の語彙が思い浮かばない時には、サポートしてあげてくださいね。
長所を英語で表現する時のボキャブラリーの例
adventurous, ambitions, brave, calm, caring, clever, cooperative, courageous, curious, determined, easy-going, friendly, funny, generous, gentle, humorous, independent, intelligent, responsible, reliable, smart, studious, thoughtful, trustworthy, kind, 等
絶妙な色合いと、メキシカンテイストなイラスト
【GUSTAVO The Shy Ghost】表紙を見たときに、一目ぼれした絵本です。表紙の色使いはピンクとオレンジがメインで、元気な印象を受けます。絵本の中のイラストは、アイボリー調だったり、青みのあるグレー調だったり。絶妙な色合いと、メキシカンテイストのかわいらしいイラストが、マッチします。ストーリーにもメッセージがあり、子どもの心をストーリーの初めから、がっちりとつかむ英語絵本です。
ゴーストやモンスターが登場するので、ハロウィーンの季節にもってこいなのでしょうが、内容的には、季節を問わず楽しめる英語絵本です!