ハロウィーンの季節が来ましたね。2019年、私が選ぶ、楽しく読み聞かせできる英語絵本のご紹介です。
魔女はどこ? 【Where’s Mrs. Witch?】
Where’s Mrs Witch? (Felt Flaps)
対象年齢:0~2歳児
Where’s Mrs. Witch? 「魔女はどこにいるかな?」フェルトで隠されたフラップをめくると、そこには Mrs.Witchが!Here she is! 「ここにいるよ!」
絵本は、同様の流れで進みます。Where’s Mr…? Here he is! Where’s Mrs…? Here she is! シンプルなセンテンスで、テンポよく進みます。フェルトをめくって、そこに探していた人や物を見つけるのが、子どもにとって楽しい絵本です。フェルトのさわり心地もいいんですよ~
フェルトの部分は、ハロウィーンに関連するものになっています。こちらは、ハロウィーンでおなじみのJack-o’-lanternですね!
対象年齢:ネイティブの1歳児前後~
【Where’s Mrs Witch?】を使った英語のアクティビティ
Where’s Mrs Witch?を基に、英語のアクティビティをしませんか。
絵本に登場したキャラクターの絵カードを、子どもの人数と同じだけ準備します。絵カードがなければ、ハロウィーン関連のイラストが無料ダウンロードできるウェブサイトからダウンロードして、プリントアウトしてもいいですね。イラストを描くことが得意であれば、自作のイラストをコピーして使ってもいいですよね。
活動例 どこにあるかな? 【Where’s…?】
準備:絵本に出てきたキャラクターの絵カードを、子どもの人数分
レベル:初級
流れ:
- 絵カードを部屋(教室)の、様々な場所に隠します。
- 先生(大人)は、Where’s ….?と 質問をする。子どもはそれを聞いて、その絵カードを探す。見つけたら、Here he/she/it is!と言うように促します。
注意:絵カードを取れるのは、一度につき1枚です。全員の子どもが絵カードを取れるようにしましょう。
発展:慣れてきたら、順番で子どもに先生役をしてもらってもいいですね。
モンスターをくすぐっちゃおう!【Tickle Monster】
対象年齢:ネイティブの3歳児前後~
モンスターの体のパーツをくすぐる(tickle)と、そのパーツがなくなっちゃう!最後にはモンスターがいなくなって。。。 モンスター!また現れたら、くすぐっちゃうよ~!というお話です。ボディパーツが言えるようになった子どもにピッタリのお話ですよ!
【Tickle Monster】を使った英語のアクティビティ
アクティビティ例1
絵本の読み聞かせをする際に、くすぐるボディパーツを子ども一緒に言ってみましょう!
アクティビティ例2
流れ:
- 子どもにモンスターのイラストを大きく描いてもらう。この際、絵本に出てきたボディパーツを描くように伝える。モンスターに色を塗ります。
- 完成したら、ボディパーツを英語で言えるか聞く。色のついたボディーパーツが何色なのかを聞きましょう。
- ボディパーツを、パーツごとに切る。切ったものをモンスターになるように、机の上等に置きます。先生は、くすぐる場所を言います。Tickle monster’s arms! 子どもはそれをリピートしながら(Tickle monster’s arms!)、そのパーツをくすぐります。その後、そのパーツをモンスターから取りましょう。パーツがなくなるまで、同様に続けてください。
パンプキンが10個、【Ten Little Pumpkins】
Ten Little Pumpkins
対象年齢:ネイティブの4歳児前後~
10 little pumpkins are growing in a line. Then a farmer picks one up and that leaves…
パンプキンの数が、何かの理由で1個ずつ減っていきます。最後には1個に。。。と思ったら、パンプキンが Jack-o’-lantern になって、子どもたちとハロウィーンの夜を楽しむ!というストーリーです。
数字のカウントダウンをしながら、シンプルなセンテンスでテンポよく読み聞かせできます。表紙の Jack-o’-lantern は、ゴールドのスパンコールがほどこされていて、ゴージャス!スパンコールを指で上の方向に持っていくと、BOO! の文字が浮かびあがります。
【Ten Little Pumpkins】を使った英語のアクティビティ
活動例:パンプキンで足し算、引き算 Ten, night, eight…Happy Halloween!
準備:パンプキンの絵カードを10枚。100均等で売っているプラスチックのパンプキンのミニチュアを使ってもいいですね。
対象年齢:1から10の数字が英語で言えるようになった幼児
流れ:
- パンプキンの絵カード10枚を、子どもに見せます。一つず指差しながら、1から10まで、パンプキンの数を英語で数えます。
- パンプキンを一つ取る。子どもに、パンプキンがいくつあるか聞く。先生:I’ll take one pumpkin away. How many pumpkins are there now? パンプキンがなくなるまで、続ける。質問は、毎回同じでなくてもいい。How many pumpkins can you see? It leaves…?等。
- パンプキンがなくなったら、Happy Halloween!と皆で言います。
- 慣れてきたら、パンプキンを2つ取ったり、3つ取ったりする。その後、1つ増やしたり、4つ増やしたり。また数を減らしたり。。。(Shall we add two pumpkins?/Why don’t we put three pumpkins back?等で、声かけ。)その都度、皆で、今あるパンプキンの数を英語で数える。キリのいいところで、パンプキンの数がゼロになるようにする。ゼロになったら、Happy Halloween!と皆で、元気に言いましょう!