ハロウィーンのキャラクターが怖い!それなら【かわいいモンスター】を読み聞かせ
ハロウィーンと聞くと、怖いとイメージすることがありますよね。怖いキャラクターが好きな子どもは、ハロウィーンの怖~い絵本に夢中になることでしょう。その一方で、【怖いものが、苦手】な子どももいますよね。
今回おススメする英語絵本は、かわいいモンスターのストーリー。【Let’s Play Monsters!】対象年齢は、ネイティブの3歳児前後からです。
作家は【Maisy】でおなじみの、Lucy Cousins です。
Where Is Maisy?: A Maisy Lift-the-Flap Book
Let’s Play Monsters!
おうちにいる人たちに、
I want to play!
と言って、遊びに誘う男の子。
「(僕のことを)追いかけてきて!そしたら逃げるよ!」
You be a monster who is…
(原文より)
どんなモンスターになって欲しいのか、相手に伝える男の子。
Let’s Play Monsters!
例えば、
「牛みたいなツノがあって、ブタみたいなシッポがあるすご~く大きいモンスターになって!」
次のページをめくると、男の子が言ったのとそっくりなモンスターが登場します。
そして男の子と追いかけっこ!
楽しい遊びが始まります。
いろんな擬音で、英語の音への感性をはぐくむ
モンスターたちは様々な音を出しながら、男の子を追いかけます。
Schlop, schlap, schlup!
Fi, fo, fum!
読み手は臨場感たっぷりに音を出しつつ、子どもと一緒に、その音を楽しみます。単語に特別な意味がなくても、英語の音を出すことで、音そのものを楽しむことができます。英語の音の感性をはぐくむこのに、特別な学びは必要ないんですよね。こんなふうに、絵本を通して英語の音にしたしむことができますね。
日常生活の一コマを、鮮やかに描写
モンスターになってくれる人(動物・もの)たちは、バラエティに富んでいます。
女の子、おじさん、おばあちゃん、お母さんに、ネコ、そしてお花!
家の壁には、様々な人の写真が飾られています。また家の棚には、盆栽、絵筆、色鉛筆が置かれています。
床には、おもちゃ。
家の中には、鳥がいます。
日常生活の一コマが、カラフルなイラストでポップに表現されています。
英語のアクティビティ【What kind of monster do you want to see?】
子どもに
What kind of monster do you want to see?
と聞いてみましょう。
I want to see a scary monster with sharp teeth.
I want to see a big monster with spiky hair and big green ears.
モンスターが話す言葉も、自分たちで作っちゃいましょう!
Dee, doo, daa! Whee, whoo, wha!
会ってみたいモンスターのイラストを描いてみてもいいでしょう。子どもと一緒に想像力を働かせて、いろいろなモンスターを形容詞と名詞で表現することができますね。
いつでも楽しめるストーリー
この絵本は、ハロウィーンの絵本ではありません。ですが、モンスターつながりでハロウィーンの読み聞かせとして使えます(怖いのが苦手な子どもにピッタリ!)。
そしてもちろん、ハロウィーンだけでなく、いつ読んでも楽しめるストーリーです。
ストーリーの最後は、お母さんモンスターとベッドに行く男の子。寝る前に読む絵本としても、おすすめですよ!