自分は、大人だけど英語絵本を読むことが大好き!というあなた。私もです。絵本は、一般的には子どもを対象に作られていますよね。子どもの発達段階に沿った内容で、イラストがその内容をさらに深めてくれます。子ども向けに作られているとわかってはいます。ですが私は、英語絵本を読むことが大好きです。大人だからこそ、英語絵本が好き!っていうこと、ありますよね?
とは言うものの、私の場合、英語絵本なら何でも好き!というわけではありません。自分が好きになる英語絵本には、いくつかの特徴があります。
どんな英語絵本が好きなのか?その真相に自ら迫ってみることにしました。
少ない文字の裏にある、作家のメッセージ
私が、好きな英語絵本の特徴の1つ目。それは少ない文字の裏に隠れている作者からの深いメッセージがあるものです。それを読み取って、自分の気持ちや経験とリンクできる絵本に感動します。大人になってからわかる気持ちや、これまで生きてきて様々な経験をしたからこそ理解できる感情ってあるじゃないですか。そういうことを、シンプルなセンテンスの裏に密かに入れてある絵本が好きなんですよね。
こういった絵本は、子どもにはストーリーの意味や作者からのメッセージやストーリーの意図を理解することが難しいこともあるでしょう。どうしても作家のメッセージを子どもに伝えたいのであれば、大人から、作家の意図をくみ取れる働きかけをすることが必要ですね。
私の場合、このような絵本を子どもに読み聞かせしたとしても、その奥深い意味は子どもには伝えないかな。理解できるその日がくるまで、私の中の大好きな’絵本として心の中にしまっておきます。そして、いつか意味をわかてくれそうな時がきたら、成長した子どもに改めて、その絵本を読んでみるように薦めると思います。
イラストには、イラストレーターと作家の思いがつまってる
私が好きな英語絵本の特徴2つ目。それはイラストです!絵本なんだから、イラストがあって当然じゃないかと思われるかもしれません。ですが私が魅かれるのは、文字数が少ない絵本に代わって、文字では伝えきれなかった情報、そして作家のメッセージを的確に表しているものです。イラストには、作家とイラストレーターの思いが、巧みにこめられているものが好きなんです。そしてその意図するところを、見つけたときに深い感動があるんですよね。
そしてこの場合も、子どもはイラストを見ているだけではその意図を捉えにくいこともあるでしょう。その意図に気がついて欲しい時には、気づきを促す問いかけをしてあげるといいですね。
ノンフィクションの英語絵本
ノンフィクションの英語絵本も、私が好きな絵本の特徴です。子どもの頃は苦手だった分野も、英語絵本を通して学ぶと楽しいんですよね。その理由として、簡潔にか書かれているセンテンスに、イラストが加わることで、アカデミックな内容を理解しやすくしてくれているから。
またノンフィクションの絵本って、アカデミックな語彙を覚えるのにとても役立つのです。楽しんで学びながら、大好きな英語の語彙力も高めることができる。だから好きなんですよね、ノンフィクションの英語絵本。
ストレスが多い生活の中で、英語絵本に癒される
今年に入り、予期せぬ出来事が世界中で起こりました。【新型コロナウィルス】の蔓延は、世界中の人々の生活様式を変えました。ストレスを感じることもとても多い日常です。そんな中、私の心を癒してくれるのが英語絵本です。今の状況を受け止め、気持ちを落ち着かせてくれる。自分の置かれている環境や気持ちを励ましてくれたり、元気づけてくれる英語絵本。そういう絵本がとにかく好きです。
どちらかと言うと、プライベート生活は誰かと一緒にいるより、一人で時間を過ごしたい自分です。英語絵本を読む時間って、私にとって至福の時間。英語絵本は私の気持ちと静かに向き合ってくれる素敵な友達なのです。
あなたが好きな英語絵本にも、きっとあなたなりの理由があることでしょう。いつか、その理由を聞きたいなぁ。